2024年6月19
梅雨はどこへやらというくらい毎日暑い日が続いていますが、皆さん体調を崩されたりしていませんか?
当クリニックのスタッフ達はみんな元気ですが、先日クリニックの観葉植物が暑さで少しダメージを受けてしまいました💦人間も植物も水分補給が大事ですね。当クリニックでは待合室にウォーターサーバーをご用意してますのでしっかり水分補給をしてください!
そんな当クリニックですが、性別や年齢を問わず、「着色が気になる、ホワイトニングについて聞きたい」という患者様が多くいらっしゃいます。そこで今回は歯の着色とホワイトニングについてお話をしたいと思います。
そもそもどうして歯は変色するの?
歯の変色には表面の着色によるものと歯の内面の変色の2種類があります。歯というのは元々真っ白ではなく、わずかに黄色味を帯びた色をしているもので、肌の白さが人によって違うように歯の色にも個人差があります。それが以下のような理由により元々の色から変色していきます。
- コーヒーや赤ワインなど色素の濃いものの日常的な摂取
- むし歯などが原因で神経が死んでしまう
- 歯ぎしりや加齢に伴って歯の外側にあるエナメル質が薄くなることで内側にある色が濃い象牙質が透けてしまう
- 生まれつきの代謝異常や幼児期の薬剤摂取などによる変色
ホワイトニングってどういうもの?
歯の表面の着色はクリーニングで落とすことができますが内面の着色は落とせません。ホワイトニングはセラミックのような人工材料を貼り付けたりするのではなく、特殊な薬剤によって歯の内側に入り込んでしまった色素を分解することで、歯を削らずに「自然な白さ」を得る施術になります。つまり先ほど説明した元々の色より白くなるわけではなりませんが、「本来の自然な白さ」を得ることができます。
ホワイトニングの種類について
- オフィスホワイトニング:クリニックで行う施術でスタッフが直接歯に薬剤を作用させます。即効性があり短期間で効果を得たい方におすすめ。もう一つの方法と比べるとやや色の戻りが早いのと施術後に知覚過敏が出ることがあります。
- ホームホワイトニング:ご自宅で行なって頂く施術で、作成した専用のマウスピースに薬剤を注入してご自身で装着します。毎日好きな時間に自分のペースで行いたい方におすすめ。オフィスホワイトニングと比べると効果を得るまで時間はかかるものの、後戻りは少なく知覚過敏も起こりにくいです。
- デュアルホワイトニング:オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する施術で、とにかく最大限のホワイトニング効果を得たいという方におすすめです。
白い歯を保つためにはどうすればいいの?
歯の内面への着色を防ぐためには、できるだけ色が濃いものの摂取を避けて頂くか摂取した場合にはこまめにうがいや歯磨きをするしかありません。しかし、歯の表面の着色汚れを定期的に落とすことも白い歯を保つためには効果的です!
ステインとエアフロー
歯の表面の茶色い着色汚れはステインと呼ばれ、紅茶やコーヒー、赤ワインの色素やタバコのヤニなどが歯の表面のペリクルと呼ばれる唾液成分でできた薄い膜に取り込まれて蓄積されたものになります。このペリクルに細菌が付着すると虫歯や歯周病の原因となる「バイオフィルム」という膜になり、普段の歯ブラシでは落とせないため歯医者さんで定期的にクリーニングをして除去する必要があります。
当クリニックでは通常のクリーニングに追加のオプションとして最新のエアフローという器材をご用意してます。エアフローの特徴は、ステインを効果的に除去できることと、さらに歯肉へのダメージを抑えながら虫歯や歯周病の原因となるバイオフィルムまで徹底的に除去することができます。通常のクリーニングでは落としきれないほどステインが多い方や矯正器具がついていて汚れや着色が落としにくい方、インプラントへのメンテナスなどにもおすすめです!
歯の変色や着色がつきやすくて気になっていらっしゃる方は是非一度お気軽にご相談ください!