【骨が足りない方へ】インプラント前に必要な骨造成(GBR)やサイナスリフトとは?|駒込駅の歯医者・矯正歯科ならLink歯科・矯正歯科駒込|土日診療

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【骨が足りない方へ】インプラント前に必要な骨造成(GBR)やサイナスリフトとは?

【骨が足りない方へ】インプラント前に必要な骨造成(GBR)やサイナスリフトとは?|駒込駅の歯医者・矯正歯科ならLink歯科・矯正歯科駒込|土日診療

2025年8月29

「インプラントをしたいけれど、骨が足りないと言われた…
そんな不安を感じていませんか?

実は、インプラント治療を希望する方の約3割以上が「骨量不足」という問題を抱えています。
ですが、骨が少ないからといって、インプラントを諦める必要はありません。

この記事では、インプラント治療前に行うことがある「骨造成(GBR)」や「サイナスリフト」について、

  • なぜ骨が足りなくなるのか?
  • どんな処置が必要なのか?
  • 費用や治療期間は?
    など、初めての方にもわかりやすく解説します。

【目次】

  1. インプラントに必要な“骨の量”とは?
  2. 骨が足りなくなる原因
  3. 骨造成(GBR)とは
  4. サイナスリフト・ソケットリフトとは
  5. 骨造成が必要な人の見分け方
  6. 費用・期間・リスクなどのQ&A
  7. まとめ|骨が足りなくても、インプラントは可能です

1. インプラントに必要な“骨の量”とは?

● インプラントを支える「土台」が重要

インプラント治療は、あごの骨に人工歯根(チタン)を埋め込む治療です。そのため、しっかりとした骨の厚み・高さが必要不可欠です。

部位にもよりますが一般的には、

  • 垂直方向に10mm以上の高さ
  • 水平方向に6mm以上の幅
    が理想とされています。

● 骨が不足しているとどうなる?

骨が足りないと、

  • インプラントが安定しない
  • 手術後に脱落や失敗のリスクが高まる
  • 神経や上顎洞粘膜を傷つける危険性も

そこで必要となるのが「骨造成」や「サイナスリフト」などの骨を補う治療です。

2. 骨が足りなくなる原因

● 歯を失ってから時間が経過している

歯を抜いたままにしておくと、あごの骨がどんどん吸収されて痩せていく(骨吸収)現象が起きます。特に前歯など元々骨の厚みが薄い部位は注意が必要です。

● 歯周病による骨の破壊

進行した歯周病は歯ぐきだけでなく、骨も溶かしてしまうため、インプラントの土台が弱くなります。

● 先天的な骨の形態や外傷

  • もともと骨が薄い
  • 事故やスポーツ外傷などで骨が損傷している

といったケースもあります。

3. 骨造成(GBR)とは

● GBR(Guided Bone Regeneration)=骨再生誘導法

骨が足りない部分に人工骨や自家骨を入れて、骨の再生を促す処置です。
使用される材料は以下のようなものがあります:

  • 自家骨(自分の骨を削って使う)
  • 人工骨(生体材料)
  • メンブレン(骨ができるスペースを守る膜)

● 治療の流れ

  1. インプラントと同時、または先行して骨を補填
  2. 数ヶ月かけて骨の再生を待つ(約3〜6ヶ月)
  3. 十分な骨量が確認できた後に、インプラント体の埋入へ

4. サイナスリフト・ソケットリフトとは

● 上顎の奥歯に骨が足りないケース

上顎の奥には「上顎洞(サイナス)」という空洞があります。この部分の骨が薄い場合に行うのが:

▶ サイナスリフト(骨が極端に少ない場合)

  • 歯ぐきの横から穴を開けてサイナスを押し上げ、空間に人工骨を充填
  • インプラント手術は別途で行うケースが多い(約3〜6ヶ月後)

▶ ソケットリフト(比較的骨がある場合)

  • インプラントを埋める穴から少しだけ上顎洞を押し上げて骨補填
  • 手術の侵襲が少なく、同時にインプラント埋入

5. 骨造成が必要な人の見分け方

以下のような条件に該当する場合、骨造成が必要になる可能性が高いです:

  • 歯を抜いてから数年以上放置している
  • 入れ歯が不安定で長年使っている
  • CT検査で「骨が薄い」と言われた
  • 歯周病が進行して歯がグラグラしていた

当院では、事前のCTスキャンで骨の厚み・高さを精密に測定し、必要に応じて骨造成を提案しています。

6. よくある質問Q&A

Q1:骨造成って痛いですか?

A:局所麻酔で行いますので、術中の痛みはほとんどありません。術後に少し腫れる・重だるい感じが出ることはありますが、数日で落ち着きます。

Q2:治療期間はどれくらいかかる?

A:骨造成量が多い場合は、インプラント埋入手術を別途で行うためインプラント手術までに3〜6ヶ月の待機期間が必要になります。骨造成量によってインプラントと同時に行えるケースもあります。

Q3:費用はどのくらい?

A:自由診療となり、医院によって異なります。詳しくはホームページもしくはインプラント専用サイトをご覧ください。

7. まとめ|骨が足りなくても、インプラントは可能です

骨が足りないと言われても、治療をあきらめる必要はありません。

✔ 骨造成(GBR)やサイナスリフトなどの技術がある
✔ 正しい診査・計画があれば、インプラントは成功可能
✔ 自然な見た目・しっかり噛める毎日が取り戻せる

インプラントをご検討の方は、まずはCT検査・カウンセリングからお気軽にご相談ください。
あなたの症状やご希望に合わせて、最適な治療プランをご提案いたします。

また、当医院にはインプラント専用サイトもありますのでぜひ一度ご覧ください!