2024年11月22
Link歯科・矯正歯科駒込です!いよいよ11月も後半になってグッと寒くなってきましたね。年末に近づくと「あっ、年内のうちにお口のメンテナンスしておこう!」と思われる方も少なくありませんw。メンテナンス希望の方で混み合うことも予想されますので、久しく歯科を受診されていない方はぜひお早めに。メンテナンスの目的は「歯周病の予防とむし歯予防&早期発見」です!本日はそんな歯周病についてお話をしたいと思います。
そもそも歯周病ってどんな病気?
歯周病は、歯周病菌によって歯肉に炎症が起き、歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。歯周病が進行して重度になると、歯が揺れてしまったり歯肉の腫れや痛みも出てきて、最終的には歯が抜け落ちてしまうこともあります。
歯周病の特徴
- 進行していても自覚症状がないことも多い
- 歯を失ってしまう原因として最も多い
- 全身的な病気になるリスクが高いと言われている
(心筋梗塞や脳梗塞、狭心症、糖尿病など様々な病気と関連性があると報告されています)
歯周病を防ぐために重要なこと
- プロフェッショナルケア(歯科医院でのクリーニング)
歯周病の原因となる歯石という石灰化した汚れは、ご自身での歯磨きでは取れません。歯科医院では超音波の機械や専用の器材を用いることで硬い歯石を除去できます。
- セルフケア
磨き残しなどが原因で作られる歯垢(プラーク)という柔らかい汚れは、普段のご自身の歯磨きで除去することができます。この歯垢を放置すると石灰化して歯石になっていきます。
- 歯周ポケット検査
歯周ポケットと言われる歯と歯肉の隙間の深さを測定することで歯周病の状態や進行の有無が把握できます。健全な歯肉で2〜3mm、4mm以上ですと歯周病と診断されます。当医院ではメンテナンスの際に歯周ポケット検査を行うことでより正確に歯周病の状態をチェックしています。